【児童書】『しあわせ　はこぶ　ロマンスカー』小林理絵著

「ぼくは大きなヘビを見たぞ」「ぼくは大きないもむしを見たよ」。森の中でのキジ、サル、タカ、タヌキのおしゃべりから物語は始まる。動物たちが見た大きな生き物は、実は走り抜ける特急列車。

文と絵を手がけたのは関東の私鉄、小田急電鉄が運行する「小田急ロマンスカー」の現役運転士。乗車する家族連れの笑顔はもちろん、沿線に生息する多くの動物に気づき、ロマンスカーが「みんなの幸せを運んでいる」という物語が生まれた。柔らかい色使いの絵は色鉛筆などで描かれている。3歳から。（世界文化社・1320円）

• 楊海英
• 講談社
• 産経新聞社
• モンゴル帝国 草原のダイナミズムと女たち

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