【児童書】『妖花魔草物語』廣嶋玲子著 まくらくらま絵 レビュー 産経新聞 [レビュー] (絵本) 『妖花魔草物語』 著者 廣嶋玲子 [著]/まくらくらま [イラスト] 出版社 小峰書店 ジャンル 文学/日本文学、小説・物語 ISBN 9784338287272 発売日 2024/03/12 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『妖花魔草物語』廣嶋玲子著 まくらくらま絵 [レビュアー] 産経新聞社 「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」「妖怪の子預かります」シリーズで知られる著者の短編集。英知を得られるキノコを食べて難しい試験に合格した男の身におかしなことが起きる「幽霊芝」、病に侵された青年が寿命を延ばすために罪を重ねる「悪魔の時計草」など、魔力を秘めた植物が人間の心を惑わす。 地面から引き抜かれるときに悲鳴を上げるという伝承を持つ有毒植物のマンドラゴラを題材にした「処刑台のマンドラゴラ」では、汚い方法で秘薬を手にした青年が栄華の果てに報復を受ける。ちょっぴり怖い10編を収録。対象は小学校高学年から大人まで。(小峰書店・1980円) 2024年5月12日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 小峰書店 廣嶋玲子 まくらくらま 妖花魔草物語