雪ひとひら 江戸菓子舗照月堂
内容紹介
冬が近づいて、そろそろ炬燵が恋しい神無月朔日の朝。
なつめが修業先の照月堂に向かう道中、昨夜火事で焼け落ちたという家屋の前に人が集まっていた。
その様子を見て、幼少時火事に遭い両親も亡くした自分が、大きく気持ちを揺さぶられないことに疑問を覚えるなつめ。
照月堂では主・久兵衛が幕府歌学方・北村季吟から炉開きの茶会用にと注文を受け、菓子の道をさらに精進していた。
一方その頃、江戸に向かって子連れ旅をする意外な人物がいて……。続々重版の大好評シリーズ第七作。
データ取得日:2024/09/16
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます