「タピオカ屋はどこへいったのか?」儲けの仕組みを解説した人気税理士YouTuberの著書が話題 広告収入も明かす[ビジネス書ベストセラー]

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 8月27日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』が獲得した。
 第2位は『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』。第3位は『頭のいい人が話す前に考えていること』となった。

 4位以下で注目は6位にランクインした『タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』。税理士の菅原由一さんが様々なビジネスの「儲けの仕組み」を解説した一冊。タピオカ屋が流行った理由を端緒に、高額果物や高級寿司店が儲かる理由、集客テクニックや事業改革、借金をする理由などスモールビジネスが成功するためのヒントが図解とマンガで解説されている。著者の菅原さんは、お金に関する裏話を発信するYouTubeチャンネル「脱・税理士スガワラくん」も運営しており、68万人以上の登録者を誇っている。同チャンネルで8月20日公開された動画「YouTubeは本当にオワコンなのか?登録者66万人超えのスガワラくんが実体験を語ります!」のなかでYouTubeの広告収入を明かしSNS等で話題となり、同書への注目も集まった。

1位『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』野村裕之[著](ダイヤモンド社)

答えのない時代を生き抜くには「考える力」が必要だ。論理的思考、批判思考、水平思考、俯瞰思考、多面的思考、5つの思考力を鍛える67の知的トレーニングを紹介。必要なのは「地頭力」だけ。Google、Microsoftなどの入社試験でも出題される問題で世界レベルの「考える力」が手にはいる!(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

2位『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』キム・ダスル[著]岡崎暢子[訳](ダイヤモンド社)

韓国で発売から3か月で10万部を突破したベストセラーが日本上陸。何かを我慢し続けている、他人と比べて自分が劣っている気がする、一人になるのが不安で仕方がない……。「気分」が落ち込んでいるのは、自分の機嫌を管理しきれていないからなのかもしれない。日々をコントロールできるヒントを若手著者が教えてくれる。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

3位『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉[著](ダイヤモンド社)

どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

4位『休養学 あなたを疲れから救う』片野秀樹[著](東洋経済新報社)

5位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

6位『タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』菅原由一[著](KADOKAWA)

7位『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才 』今井孝[著](すばる舎)

8位『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』今井むつみ[著](日経BP)

9位『人は話し方が9割』永松茂久[著](すばる舎)

10位『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・パーキンス[著]児島修[訳](ダイヤモンド社)

〈ビジネスランキング 8月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年8月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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