「本好きの下剋上」新シリーズ第一巻が文芸書ベストセラー1位に初登場 本の総合部門でも1位を獲得

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 8月14日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生1』が獲得した。
 第2位は『成瀬は天下を取りにいく』。第3位は『暗殺』となった。

 1位に初登場の『本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生1』は小説投稿サイト「小説家になろう」発のファンタジー小説「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」の新シリーズ作品第一巻。前シリーズは小説だけでも30冊以上が刊行されており、累計発行部数1100万部を超える大人気ライトノベルシリーズだ。新刊はトーハンの週間ベストセラー8月14日版では、文芸書部門のみならず、本の総合部門でも1位を獲得している。

 本編の刊行は2023年に終了したが、新しく始まったシリーズでは本編にも登場した人気キャラクター視点で新たな物語が紡がれている。また本編のコミカライズが進んでいる他、19年にはアニメ版の放送も始まり、第三期まで放送されている。さらに24年10月にはミュージカル版の公開も控えている。まだまだ終わらない大作ファンタジー“本好き”の世界。お盆休みの読書にいかがだろう。

1位『本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生1』香月美夜[著](TOブックス)

ローゼマイン様にご相談するのです!『女神の化身』の親友が婚約者を決めるために奔走する、恋愛バトルファンタジー開幕!(TOブックスウェブサイトより)

2位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!話題沸騰、圧巻のデビュー作。(新潮社ウェブサイトより)

3位『暗殺』柴田哲孝[著](幻冬舎)

元総理が凶弾に倒れ、その場にいた一人の男が捕まった。日本の未来を奪った2発の弾丸。本当に”彼”が、元総理を撃ったのか?日本を震撼させた実際の事件をモチーフに膨大な取材で描く、傑作サスペンス。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈[著](新潮社)

5位『サイレント・ウィッチ VIII 沈黙の魔女の隠しごと』依空まつり[著](KADOKAWA)

6位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。ANOTHER』汐見夏衛[著](スターツ出版)

7位『ツミデミック』一穂ミチ[著](光文社)

8位『バリ山行』松永K三蔵[著](講談社)

9位『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 18』夕蜜柑[著](KADOKAWA)

10位『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む 走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚 』かまど[著]みくのしん[著](大和書房)

〈文芸書ランキング 8月14日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年8月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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