有栖川有栖 国名シリーズ 最新作はついに日本! シリーズ30周年で愛蔵版も発売[ノベルスベストセラー]

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 8月14日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『日本扇の謎』が獲得した。
 第2位は『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』。第3位は『世界一の大富豪はまだ愛を知らない』となった。

 1位に初登場の『日本扇の謎』は有栖川有栖さんの人気ミステリシリーズ「国名シリーズ」の最新作だ。同シリーズは臨床犯罪学者の火村英生と推理作家の有栖川有栖のコンビを主人公とした作品群のなかでも、エラリー・クイーンの同名シリーズに倣った本格推理連作。今作は6年ぶりの新刊でシリーズ第11作目。国名シリーズ30周年にふさわしく、ついに「日本」を題材にした難事件が描かれる。ノベルスで刊行されているシリーズだが、今作は単行本版の『日本扇の謎 愛蔵版』(講談社 定価3,850円)も発売されている。ファンならばぜひとも記念に手に入れておきたい一冊だ。

1位『日本扇の謎』有栖川有栖[著](講談社)

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

2位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』堀越耕平[著]誉司アンリ[著]黒田洋介[脚本](集英社)

ヒーローvs敵(ヴィラン)の全面戦争――。双方が大きなダメージを受け、戦いは一旦の終結を迎えていた。再び相まみえる決戦の時が刻一刻と近づく中、全面戦争の影響で荒廃した社会に突如、謎の【巨大要塞】が現れ、次々と街や人々を飲み込んでいった!さらに、出久たちの前には、あの“平和の象徴”を思わせる男が立ちはだかり……!?劇場版ノベライズでも“Plus Ultra”!!(集英社ウェブサイトより)

3位『世界一の大富豪はまだ愛を知らない』リン・グレアム[作]中野恵[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

シンデレラは身ごもり、王子様と結ばれる。愛だけは与えてくれない、世界一の大富豪と。(ハーレクインウェブサイトより)

4位『ギャグ小説日和 転校生』増田こうすけ[著](集英社)

5位『オーガスタに花を ベティ・ニールズ・コレクション』ベティ・ニールズ[著]山本みと[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

6位『【推しの子】 ~一番星のスピカ~』赤坂アカ[著]横槍メンゴ[著]田中創[小説](集英社)

7位『大富豪と孤独な蝶の恋』ケイト・ヒューイット[作]西江璃子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

8位『王の求婚を拒んだシンデレラ ハーレクイン・ロマンス~純潔のシンデレラ~』ジャッキー・アシェンデン[作]雪美月志音[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

9位『スター作家傑作選~愛は心の瞳で、心の声で~』ダイアナ・パーマー[他著]宮崎亜美[他訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

10位『ハイキュー!! ショーセツバン!! 1』古舘春一[著]星希代子[著](集英社)

〈ノベルスランキング 8月14日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年8月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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