大震災を予言? 災害のたびに注目される予言マンガ『私が見た未来 完全版』70万部を突破[エンターテイメントベストセラー]

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 8月6日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『変な家2 ~11の間取り図~』が獲得した。
 第2位は『変な絵』。第3位は『変な家』となった。

 4位以下で注目は6位にランクインした『私が見た未来 完全版』。マンガ家のたつき諒さんの作品。もともとは1999年に刊行された書籍で、表紙に「大災害は2011年3月」と書かれており、東日本大震災を予言していたマンガとして大きな注目を浴びた。絶版となるも近年、都市伝説を紹介するテレビ番組やYouTuberがとりあげ大きな話題となり2021年に復刊された。復刻版にはあらたな予言として「本当の大災難は2025年7月にやってくる」との警告が発せられている。

 2021年10月に復刊された後、大きな災害が起こるたびに注目が集まり、今年3月までに70万部を突破しているという。8日に発生した日向灘を震源とする地震の後に、南海トラフ地震臨時情報が発せられると、時事的な話題に敏感なネット書店で売り上げが急進。9日現在、いくつかのネット書店の本の総合ランキングでも上位にランクインしている。

1位『変な家2 ~11の間取り図~』雨穴[著](飛鳥新社)

雨穴最新作!『変な家』第2弾!14万字超、完全書き下ろし!あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが不可解な間取りの謎に挑む。(中略)すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!(飛鳥新社ウェブサイトより抜粋)

2位『変な絵』雨穴[著](双葉社)

ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!タイトルは『変な絵』。見れば見るほど、何かがおかしい?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!(双葉社ウェブサイトより)

3位『変な家』雨穴[著](飛鳥新社)

話題騒然!!2020年、ウェブサイトで166万PVを記録YouTubeではなんと700万回以上再生!あの「【不動産ミステリー】変な家」にはさらなる続きがあった!!謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—-間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!?(飛鳥新社ウェブサイトより)

4位『フェイクドキュメンタリーQ』フェイクドキュメンタリーQ[著](双葉社)

5位『カラフルピーチ攻略本』カラフルピーチ[著](KADOKAWA)

6位『私が見た未来 完全版』たつき諒[著](飛鳥新社)

7位『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』オードリー[著](新潮社)

8位『この平坦な道を僕はまっすぐ歩けない』岩井勇気[著](新潮社)

9位「乃木坂46弓木奈於1st写真集『天使だったのか』」三瓶康友[撮影](ワン・パブリッシング)

10位『マツケンサンバのハッピーまちがいさがし』松平健[著](幻冬舎)

〈エンターテイメントランキング 8月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年8月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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