自分のメイク、どこがどう悪いのか分からないけれど、なんだか古臭く見える……。
そんな悩みに衝撃の事実を告げる本が、ヘア&メイクアップアーティストとして第一線 で活躍する長井かおりさんの『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社)です。
長井さん自身がこれまで「これが常識」「鉄則ですよ!」と伝えてきたメイクテクニックやコスメの選び方の基準が、“ちょっと前に”変わってしまっているというのです。
多くのモデルや芸能人が信頼を寄せる長井さんによる、“古臭いメイク”からの卒業テクを見てみましょう。
※以下、同書をもとに再構成しました。
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パッと変化がわかる「目元」から、まずは眉をチェック!
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- 長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!
- 価格:1,650円(税込)
「どうやったら眉を上手に描ける?」「とにかく眉が苦手、難しい」……SNSなどでも本当によく眉についてのご相談を受けます。生え方や濃さ、薄さ、左右非対称などなど、顔の中でもこ~んなに狭くて小さなパーツなのに、皆さんを大いに悩ませる眉。
だから私も眉について日夜研究を続けてきたつもりです。そして気づいたのが、「もしかしたら皆さん、眉の素の状態を気にしすぎているのかも!?」ということ。
「元の眉が濃いから」「眉が薄いからこうしないと」という思い込みが眉メイクを難しくしている気がします。濃いなら薄くすればいいし、薄いなら描き足せばいい。そのコツを知っていてメイク後の眉がいい感じであれば、元の眉は極論、どうだっていいのです。
では、あなたの今の眉メイクの仕上がりは、どうでしょうか?
たぶん、今まで通りの眉でも、変ではないし、このままでも差し支えはないのです。でもそれをちょっと変えると、圧倒的に素敵になれるし、メイクの頭打ち感を突破する最善手にもなります。これからご紹介するのは、眉下ではなく“眉上” に描き足す、眉マスカラを“最初”に使う……など、きっと「これまで自分がしてきた眉メイクの方法と違う!」ものばかり。ですが、セオリー通りのつもりだった、そのセオリーがもう変わってきているのです。
私がこれまで考案してきた眉メイク6種を勢揃いさせました(今回の記事ではうち2つをご紹介します)が、「そんなにあると、どの描き方にしたらいいのか迷う」という方は、ぜひ次の眉のうち、今のご自身の眉メイクの仕上がりに近いものを見つけてみてください。大切なのは素眉がどうか(濃い、薄い、欠けている、左右非対称など)ではなく、描き終えた後の眉。それを基準にすると、取り入れるべき眉の描き方が見えてくるはずです!
まずは眉タイプを確認! 目と眉が近いAタイプ、ぼってりしたBタイプ
■Type A:目元がぎゅぎゅっ! 下に描いた眉
彫りが深く見えるよう、「眉下中心に描き足して目と眉の距離を近づけている」「眉上は抜いている」という方、目元が詰まりすぎかも!?
■Type B:明るいけどぼってり……抜け感のない眉
「ペンシルやパウダーで描いた総仕上げに眉マスカラを塗る」という方、抜け感を出したり、毛流れを活かす目的だとしたら、それ、逆効果かも!?
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