悲願のメダル獲得へ バレーボール日本代表主将・石川祐希の自伝や代表特集雑誌がベストセラー1位[ノンフィクションベストセラー]

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 7月23日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『頂を目指して』が獲得した。
 第2位は『メンタル強め美女白川さん6』。第3位は『小学生でもわかる世界史』となった。

 1位の『頂を目指して』はバレーボール男子日本代表のキャプテン・石川祐希さん、初の自叙伝。バレーボールとの出会いから、学生時代の試行錯誤、海外での挑戦や日本代表キャプテンへの就任など、自身のターニングポイントを縦軸に、心の在り方、体のケアやリラックス方法、家族、仲間への想いを横軸にして今・過去・未来を綴っている。発売から一ヶ月で発行部数は10万部を突破している。

 パリオリンピックが開幕し、男子バレーボールの試合も27日よりはじまる。バレーボール男子代表にはメダル獲得の期待が高まり、五輪開催前から大きな注目が集まっている。トーハンのベストセラーランキングではノンフィクション・ライトエッセイランキングで同作が1位になった他、総合ランキングの1位に『スポルティーバ バレーボール男子日本代表特集号』(集英社)が輝いている。こちらは絶大な人気を誇る日本代表チームを特集し、代表選手全員の撮り下ろしとインタビュー、ネーションズリーグ名場面写真などが収録されている。またマンガ「ハイキュー!!」とコラボしており、表紙は石川祐希さん、西田有志さん、高橋藍さん、裏表紙は「ハイキュー!!」のキャラクター日向翔陽、影山飛雄、牛島若利となっている。また付録として特製カレンダー&クリアファイルも付属する充実の内容だ。悲願のメダル獲得に向け、出版界も大いに盛り上がっている。

1位『頂を目指して』石川祐希[著](徳間書店)

「世界の頂」を目指すバレーボーラー・石川祐希が、初めて自らの今・過去・未来を綴った自叙伝。豪華巻頭カラーページ付き!(徳間書店ウェブサイトより)

2位『メンタル強め美女白川さん6』獅子[著](KADOKAWA)

「私にとっての最高の人生は、他人じゃなくて私が見つける!」シリーズ累計80万部突破の大人気シリーズ第6弾。「私は私」を貫く白川さんが、現代女性を苦しめる様々な「モヤッ」を華麗に跳ね除けます。6巻では、町田さん、梅本さん、林檎ちゃんといったお馴染みのメンバーに加え、子育て中の先輩女性、水沢(みずさわ)さんが初登場。第一子を出産し、初めての子育てに悩む水沢さん。寝付きが悪く、食べ物の好き嫌いも多い我が子の子育てに奮闘しながら、かつての親友との間に距離ができてしまったことに寂しさを感じていた。そんな日々のなか、我が子との散歩で訪れた公園で、ある女性と知り合い――「属性」やライフステージの違ってしまった女性同士は、心を通わせることはできないのだろうか?現代女性の抱える大きな葛藤に、白川さんがそっと寄り添います。単行本でしか読めない描き下ろしもボリュームたっぷり65p以上を収録!(カドカワストアより)

3位『小学生でもわかる世界史』ぴよぴーよ速報[著](朝日新聞出版)

登録者数91万人・総再生数1.4億回の教養系YouTuberによる、史上最高に面白くて誰もが世界史を好きになるパラダイスみてえな教科書。 “全ての国民が理解できる”超シンプルな解説と700点以上の地図&図版で、各地域ごとの歴史の流れ、重要人物がバチクソ頭に入る!(朝日新聞出版ウェブサイトより)

4位『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

5位『がん闘病日記 お金よりずっと大切なこと』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

6位『日本の経済安全保障 国家国民を守る黄金律』高市早苗[著](飛鳥新社)

7位『今日から変わる わたしの24時間』Emi[著](大和書房)

8位『テムズとともに 英国の二年間』徳仁親王[著](紀伊國屋書店)

9位『コロコロ毛玉日記』中川いさみ[著](朝日新聞出版)

10位『覚悟の磨き方 ~超訳 吉田松陰~』池田貴将[編訳](サンクチュアリ出版)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 7月23日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年7月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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