犯人は「超人」！　新作テレビアニメもはじまる「キン肉マン」の世界を舞台にしたミステリ小説第二弾が発売［ノベルスベストセラー］

　7月9日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『キン肉マン 悪魔超人熱海旅行殺人事件』が獲得した。
　第2位は『怪獣8号 密着! 第3部隊』。第3位は『捨てられた聖母と秘密の子』となった。

　1位の『キン肉マン 悪魔超人熱海旅行殺人事件』は元芸人でマンガ家・小説家のおぎぬまXさんが「キン肉マン」世界を舞台に描いたミステリ小説第二弾。前作『キン肉マン 四次元殺法殺人事件』と同じく容疑者全員が特殊能力を持つ「超人」という、予測不可能なトリックが飛び交う4編が収録されている。今回も「知性と悪知恵の凸凹コンビ」ミートくんとキン骨マンの二人がタッグを組み「超人殺人」事件に挑む。今作は事件の起こる館の図面や「読者への挑戦」が行われるなど、ミステリとしてフェアなつくりになっており、ミステリファンからも高い評価を受けている。7月14日からはアニメ「『キン肉マン』完璧超人始祖編」がはじまるなど、原作の連載開始から45年を経てもまだまだ盛り上がる「キン肉マン」。往年のファンも久しぶりの「キン肉世界」に浸ってみてはいかがだろう。

1位『キン肉マン 悪魔超人熱海旅行殺人事件』おぎぬまX［著］ゆでたまご［監修］（集英社）

話題騒然の『キン肉マン』ミステリ小説、第二弾！超人たちの熱海旅行や激辛グルメイベントなど、ミートとキン骨マンの行く先々でまたしても怪事件が続発！体をバラバラに分解できる者、腕が6本ある者、カレーを頭に乗せた者、体重が100トンある者……さまざまな容疑者たちが繰り出す予測不可能なトリックを暴くことができるか！？さらに読者への挑戦状や図版も収録でパワーアップ！――今、本格超人ミステリのゴングが再び鳴った！（集英社ウェブサイトより）

2位『怪獣8号 密着！第3部隊』松本直也［著］安藤敬而［著］（集英社）

少年ジャンプ＋連載『怪獣8号』初のノベライズ作品が登場！相模原での戦いの後、防衛隊第3部隊にドキュメンタリーの密着取材が入ることに。カフカとレノが挑む過酷な障害走とは!?キコルは幻の専用武器を使っていた!?刀にこだわる保科がミナにスカウトされた経緯とは!?そして取材班の前でカフカは正体を隠し切ることができるのか――!?小説でしか読めない物語全4編に松本直也先生描き下ろしピンナップと挿画も収録。（集英社ウェブサイトより）

3位『捨てられた聖母と秘密の子』トレイシー・ダグラス［作］仁嶋いずる［訳］（ハーパーコリンズ・ジャパン）

ケイトはこれから2週間、地中海を巡る豪華ヨットに乗船し、アシスタントドクターとして働く予定だ。独りで育てる幼い娘を連れて。娘にあらゆるすばらしいものを見せ、体験させてやりたかった。楽しい旅になると期待に胸を膨らませていた矢先、急患が発生する。すばやく処置を施そうとしたケイトが周囲に協力を頼んだとき、聞き覚えのある声がし、思いも寄らぬ男性が現れた――デヴィッド！いいえ、それは偽名。彼の正体は、さる国の王子ダヴィアン・デ・ロロソ。私に一般人と信じこませたあげく、ある日忽然と姿を消した不実な元恋人。彼がいなくなった直後、身ごもったことに気づいたのだった……。そのことを、娘と同じ黒髪に空色の瞳の彼に秘密にしておけるだろうか？（ハーレクインウェブサイトより）

4位『ハイキュー!! ショーセツバン!! 1』古舘春一［著］星希代子［著］（集英社）

5位『【推しの子】 ～一番星のスピカ～』赤坂アカ［著］横槍メンゴ［著］田中創［小説］（集英社）

6位『無垢な義妹の花婿探し　ハーレクイン・ロマンス～純潔のシンデレラ～』ロレイン・ホール［作］悠木美桜［訳］（ハーパーコリンズ・ジャパン）

7位『蔑まれた純情』ダイアナ・パーマー［著］柳まゆこ［訳］（ハーパーコリンズ・ジャパン）

8位『秘書は秘密の代理母』ダニー・コリンズ［作］岬一花［訳］（ハーパーコリンズ・ジャパン）

9位『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』古舘春一［原作］誉司アンリ［小説］（集英社）

10位『愛は喧嘩の後で　ハーレクイン・ロマンス～伝説の名作選～』ヘレン・ビアンチン［作］平江まゆみ［訳］（ハーパーコリンズ・ジャパン）

〈ノベルスランキング　7月9日トーハン調べ〉