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- もうじきたべられるぼく
- 価格:1,540円(税込)
7月2日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『大ピンチずかん2』が獲得した。
第2位は『もうじきたべられるぼく』。第3位は『大ピンチずかん』となった。
2位にランクインした『もうじきたべられるぼく』は絵本アプリに掲載され話題となり、2022年に書籍化された絵本。もうじき食べられてしまう牛がお母さんにひと目会おうと牧場まで旅をする。TikTokに投稿された読み聞かせ動画が300万回以上再生され、書籍化に至った。その後も絵本の賞を受賞するなど度々話題となり、ロングセラーが続いている。人が生きるためには栄養を摂らねばならず、そのためには他の生き物を食べなければならない。人は生き物に生かされているのだということを改めて考えさせられる一冊だ。絵本の特設サイトには物語のファンだという山口もえさんの「ただ泣かせる絵本じゃないのです(中略)切ないけれどとても大切なことをこの一冊が教えてくれます! すべての人に読んでもらいたい絵本です」との言葉が掲載されている。特設サイトには公式の読み聞かせ動画もアップロードされており、気になった方は内容を確かめてみてはどうだろう。
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- 大ピンチずかん2
- 価格:1,650円(税込)
1位『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ[作](小学館)
子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。さてきみの大ピンチの原因はなんだろう?ドキドキ?イライラ?それともつらい?(小学館ウェブサイトより)
2位『もうじきたべられるぼく』はせがわゆうじ[作](中央公論新社)
号泣必至。ぼくはお母さんと会えるのか――TikTokで300万回再生された泣ける話が待望の書籍化。食育にもおすすめの1冊(中央公論新社ウェブサイトより)
3位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)
もういつピンチが来ても大丈夫だ!大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から大ピンチをときあかします。・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。(小学館ウェブサイトより)
4位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)
5位『小学館の図鑑NEOメダカ・金魚・熱帯魚 DVDつき』橋本寿史[指導・監修・執筆』岡本信明[指導・監修・執筆]斉藤憲治[指導・監修・執筆](小学館)
6位『ちょっぴりながもち するそうです』ヨシタケシンスケ[著](白泉社)
7位『パンどろぼうとほっかほっカー』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)
8位『つかめ!理科ダマン 1 「科学のキホン」が身につく編』シン・テフン[作]ナ・スンフン[まんが]呉華順[訳](マガジンハウス)
9位『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)
10位『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)
〈児童書ランキング 7月2日トーハン調べ〉
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