池上彰の「知ら恥」第15弾がベストセラー1位 今「知らないと恥をかく世界の大問題」はこれ[新書ベストセラー]

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 6月18日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『知らないと恥をかく世界の大問題15 21世紀も「戦争の世紀」となるのか?』が獲得した。
 第2位は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。第3位は『国民の違和感は9割正しい』となった。

 1位の『知らないと恥をかく世界の大問題15 21世紀も「戦争の世紀」となるのか?』は2009年から刊行されている池上彰さんによる時事問題の解説書シリーズ最新刊。シリーズ累計で217万部を突破している。最新15弾では、トランプ氏再選が懸念されるアメリカの大統領選挙の行方が世界に与える影響を端緒に解説がスタート。ウクライナ、パレスチナで終わらない戦争に与える影響や、それぞれの戦争の背景をわかりやすく解説。また中国経済の失速や台湾有事、2024年に予想されているエルニーニョ現象の影響などについても詳述されている。日本についても政治腐敗の背景と改革の行方を中心とした解説が収録されている。

1位『知らないと恥をかく世界の大問題15 21世紀も「戦争の世紀」となるのか?』池上彰[著](KADOKAWA)

世界が脅える“トランプ再選”。アメリカの分断が世界に飛び火 ウクライナ戦争、ガザ戦争――混沌と化す2つの戦争。歩み寄れない世界は力による支配での衝突が続く。2024年秋の米大統領選挙はバイデン対トランプの再対決となる。“もしトラ”に世界が脅え備える中、新たなリーダーはこの混乱を打開することができるのか?リーダーの決断の行方と世界への影響を考える。世界、そして日本が抱える大問題を、歴史的な背景を交えながらわかりやすく解説していく池上彰の人気新書「知ら恥」シリーズ最新第15弾。大転換の時代に必読のニュース解説本だ。(カドカワストアより)

2位『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆[著](集英社)

「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。(集英社ウェブサイトより)

3位『国民の違和感は9割正しい』堤未果[著](PHP研究所)

どさくさ紛れの法改悪、水道・食料・デジタル通信の危機……。政府が隠す「国民の不利益」はこう見抜け!(PHP研究所ウェブサイトより)

4位『ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法』Kazu Languages[著](SBクリエイティブ)

5位『哲学史入門III 現象学・分析哲学から現代思想まで』斎藤哲也[編] 谷徹 ほか[著](NHK出版)

6位『開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて』松永正訓[著](中央公論新社)

7位『ロジカルダイエット 3か月で「勝手に痩せる体」になる』清水忍[著](幻冬舎)

8位『60歳からの知っておくべき経済学』高橋洋一[著](扶桑社)

9位『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文[著](中央公論新社)

10位『世界は経営でできている』岩尾俊兵[著](講談社)

〈新書ランキング 6月18日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年6月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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