絵本『大ピンチずかん』『大ピンチずかん2』が2024年上半期ベストセラー児童書部門1位を獲得[児童書ベストセラー]

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 5月28日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『大ピンチずかん2』が獲得した。
 第2位は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』。第3位は『大ピンチずかん』となった。

 1位と3位にランクインした『大ピンチずかん』と『大ピンチずかん2』は5月31日に発表されたトーハンの上半期ベストセラーで本の総合ランキングで2位、児童書部門でも1位を獲得している。『大ピンチずかん』は「トイレの紙がない」「ゲーム機の充電ができていなかった」「お風呂のお湯がない」「牛乳がこぼれた」……、子どもに訪れる様々な「ピンチ」をユーモアあふれるタッチで紹介し、その対処法や似たようなピンチを紹介している。「第15回 MOE絵本屋さん大賞2022」で第1位となった他、数々の絵本の賞を受賞している。

 2位の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は同名映画のノベライズ。映画は興行収入140億円を突破し、シリーズ歴代最高成績をあげた前作「名探偵コナン 黒鉄の魚影」を上回る大ヒットとなっている(興行通信社調べ)。

1位『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ[作](小学館)

子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。さてきみの大ピンチの原因はなんだろう?ドキドキ?イライラ?それともつらい?(小学館ウェブサイトより)

2位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』水稀しま[著]青山剛昌[原作]大倉崇裕[脚本](小学館)

函館が舞台のお宝争奪ミステリー!!北海道・函館の斧江財閥に怪盗キッドからの予告状が届いた!狙いは新選組の副長・土方歳三に関係する脇差。ビッグジュエルを追うキッドがなぜ?剣道大会に出る服部平次の応援で函館に来ていたコナンも現場へ。ある恨みに燃えている平次はキッドを追い詰めるが…。さらに刀による殺人事件が発生し、捜査線上にあがったのは「死の商人」と呼ばれる男。斧江家初代当主が隠したとされる宝を探しているらしい。キッドが狙う脇差とも関係があるようで…。刀を巡る争奪戦勃発にコナンは!?(小学館ウェブサイトより)

3位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

もういつピンチが来ても大丈夫だ!大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から大ピンチをときあかします。・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。(小学館ウェブサイトより)

4位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

5位『パンどろぼうとほっかほっカー』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

6位『しろくまちゃん ぱんかいに』わかやまけん[絵]森比左志[文]わだよしおみ[文](こぐま社)

7位『ポケモン パルデア図鑑』(小学館)

8位『つかめ!理科ダマン 6 みんなが実験に夢中!編』シン・テフン[作]ナ・スンフン[まんが]呉華順[訳](マガジンハウス)

9位『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』とりごえこうじ[文]山田花菜[絵](世界文化ワンダーグループ)

10位『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

〈児童書ランキング 5月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年6月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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