和風恋愛ファンタジー「鬼の花嫁」最新巻がベストセラー初登場1位 東野圭吾の感動作も続編発売で再注目[文庫ベストセラー]

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 5月28日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『鬼の花嫁 新婚編四~もうひとりの鬼~』が獲得した。
 第2位は『白鳥とコウモリ(上)』。第3位は『白鳥とコウモリ(下)』となった。

 1位の『鬼の花嫁 新婚編四~もうひとりの鬼~』は小説投稿サイト発の和風恋愛ファンタジー小説の新章第四弾。絶大な力を持つあやかし・鬼の玲夜から花嫁に選ばれた不遇な少女・柚子のシンデレラストーリー。文庫で累計9冊が刊行されている他、マンガ化もされコミック版が5冊発売されている。シリーズ累計で400万部を突破。

 4位以下で注目は8位にランクインした『クスノキの番人』。2020年に刊行された東野圭吾さんによる感動作。続編の『クスノキの女神』東野圭吾[著](実業之日本社)が5月23日に発売され、前作文庫版にも注目が集まっている。

1位『鬼の花嫁 新婚編四~もうひとりの鬼~』クレハ[著](スターツ出版)

あやかしの本能を失った玲夜だったが、柚子への溺愛っぷりは一向に衰える気配がない。しかしそんなある日、柚子は友人・芽衣から玲夜の浮気現場を目撃したと伝えられる。驚き慌てる柚子だったが、その証拠写真に写っていたのは玲夜にそっくりな別の鬼のあやかしだった。その男はある理由から鬼龍院への復讐を誓っていて…!?花嫁である柚子を攫おうと襲い迫るが、玲夜は「柚子は俺のものだ。この先も一生な」と柚子を守り…。あやかしと人間の和風恋愛ファンタジー第四弾!!(スターツ出版ウェブサイトより)

2位『白鳥とコウモリ(上)』東野圭吾[著](幻冬舎)

新たなる最高傑作、待望の文庫化!二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、一九八四年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりがある人物だった。そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。事件は解決したと思えたが。「あなたのお父さんは嘘をついています」。被害者の娘と加害者の息子は、互いの父の言動に違和感を抱く。(幻冬舎ウェブサイトより)

3位『白鳥とコウモリ(下)』東野圭吾[著](幻冬舎)

新たなる最高傑作、待望の文庫化!父の死に疑問を持つ美令と父の自供に納得できない和真。事件の蚊帳の外の二人は?父の真実を調べるため、捜査一課の五代の知恵を借り禁断の逢瀬を重ねる。過去と現在、東京と愛知、健介と達郎を繋ぐものは何か。やがて美令と和真は、ふたり愛知へ向かうが、待ち受けていた真実は――。光と影、昼と夜。果たして彼等は手を繋いで、同じ空を飛べるのか。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『変な家 文庫版』雨穴[著](飛鳥新社)

5位『新! 店長がバカすぎて』早見和真[著](角川春樹事務所)

6位『帰郷 鬼役 [三十四]』坂岡真[著](光文社)

7位『アルジャーノンに花束を〔新版〕』ダニエル・キイス[著]小尾芙佐[訳](早川書房)

8位『クスノキの番人』東野圭吾[著](実業之日本社)

9位『境界のメロディ』宮田俊哉[著](KADOKAWA)

10位『民王 シベリアの陰謀』池井戸潤[著](KADOKAWA)

〈文庫ランキング 5月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年6月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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