-
- 知ってはいけない 隠された日本支配の構造
- 価格:990円(税込)
9月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』が獲得した。
第2位は『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』。第3位は『逆襲される文明 日本人へ(4)』となった。
4位以下で注目は9位にランクインした『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』。23日BS朝日の番組「激論!クロスファイア」に著者が出演し話題となった。日本は占領期に結ばれた密約によって「在日米軍に事実上支配され続けている」と説き物議を醸している。
同番組に出演した自民党の石破茂氏は「地位協定に触れたことを少しでも言おうとすると、『そんな話はしちゃいかん』」とある立場の人達から言われる、と元防衛大臣をもってしても「触れてはいけない」ものがあると明かした。また「米軍が日本の国土全体を自由に使用するための『基地権』」があることにも言及し「それは所与のものというか、まさしく『知ってはいけない』というか、『言ってはいけない』というか」とその存在を認め、その問題に言及すると「お前は左翼か!」となじられるような雰囲気があると明かした。
著者の矢部宏治氏も日米間の関係について「右とか左とか安保賛成反対まったく関係なく、みんなで解決しなければいけない問題」だと主張した。政権選択の選挙と言われる衆院選が近づいている。この機会に日米関係を根本から見直し、「知ってはいけない」問題にもしっかりと向き合ってくれる政治家は誰なのか、よく見極めたうえで投票すべきではないだろうか。
講談社の特設サイトでは同書の内容をわかりやすくまとめた四コマ漫画が掲載されている。
http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/japan-taboo/
■新書 ノンフィクションランキング
-
- 世界一美味しい煮卵の作り方
- 価格:990円(税込)
1位『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』はらぺこグリズリー[著](光文社)
人気レシピブログを運営する著者が行き着いた哲学は、「適当で楽で安く済んで、でも美味しい料理こそ、本当に必要な料理じゃないだろうか?」ということだった。「ひとりぶん」レシピで、材料はスーパーで簡単に手に入るもの、かつ一円単位で値段も明記。「適量」や「少々」という表記も一切なし! 簡単で美味しいからこそ、料理のモチベーションが湧いてくる。「ひとりで食事をする時間」を最高に楽しくて美味しい時間にするための最高の一冊、ここに誕生!(光文社ウェブサイトより)
2位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)
日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまでなかった。(略)本書が、その画期的な役目を担おう。(講談社ウェブサイトより抜粋)
3位『逆襲される文明 日本人へ(4)』塩野七生[著](文藝春秋)
騒然とした日々の出来事から、普遍の教訓を抜き出す珠玉のエッセイ集。(文藝春秋ウェブサイトより)
4位『孤独のすすめ 人生後半の生き方』五木寛之[著](中央公論新社)
5位『死ぬほど読書』丹羽宇一郎[著](幻冬舎)
6位『定年後 50歳からの生き方、終わり方』楠木 新[著](中央公論新社)
7位『戦争と平和』百田尚樹[著](新潮社)
8位『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』ケント・ギルバート[著](講談社)
9位『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』矢部宏治[著](講談社)
10位『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』磯田道史[著](NHK出版)
■新書 ノベルスランキング
1位『十津川警部 予土線に殺意が走る』西村京太郎[著](祥伝社)
2位『豪華客船で恋は始まる(13)』水上ルイ[著](リブレ)
3位『帝国海軍イージス戦隊(1) 鉄壁の超速射砲、炸裂!』林 譲治[著](電波社)
4位『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』綾辻行人 他[著]文芸第三出版部[編](講談社)
5位『京都・舞鶴殺人事件 人情刑事・道原伝吉』梓林太郎[著](徳間書店)
6位『僕のヒーローアカデミア(1) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)
7位『BORUTO ―ボルト― NARUTO NEXT GENERATIONS NOVEL(3)』重信康[著]岸本斉史、池本幹雄、小太刀右京[原作](集英社)
8位『モブ…それも脇モブのはずなんですけど!?』bannbu[著]((講談社・一迅社))
9位『僕のヒーローアカデミア(2) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)
10位『第三次世界大戦(6) 香港革命』大石英司[著](中央公論新社)
〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 9月26日トーハン調べ〉
関連ニュース
-
杏「子育ては協力しながらやっていくのがこれからのスタンダード」 世界の子育て事情に共感
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](日本の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド/妊娠・出産・子育て)
2017/03/30 -
マンガ「暗殺教室」を題材にした英語問題集 「本当に勉強になる」と話題 4冊目も発売!
[ニュース](日本の小説・詩集/本・図書館/社会学/エッセー・随筆/教育学/語学・辞事典・年鑑)
2017/09/16 -
93歳の著者による“日本最高峰”の大人気エッセイ 【エッセイ・ベストセラー】
[ニュース](エッセー・随筆)
2016/08/27 -
学校で文章の書き方を教わりましたか? 女優の杏が大人向けの「文章講義」をオススメ
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](日本史/言語学)
2016/05/18 -
注目の個性派女優・根本宗子にSMAP・稲垣吾郎もたじたじ 綿矢りさの描く強烈キャラ演じる
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](日本の小説・詩集)
2016/06/04