【私の編集した本】『プログレッシブ 大人のための英語学習辞典』
いま、「大人のやり直し英語」がブームです。
カルチャースクールや英会話教室でも、タイトルに「やり直し」「中学英語で」「大人の」とついたクラスが人気を集めています。また、東京オリンピックに向けて、「おもてなし英会話」のニーズが高まっていることも、大人の“英語学習熱”を後押ししているようです。
そんな、やり直し英語に励む大人の方にぴったりなのが、『プログレッシブ 大人のための英語学習辞典』です。
この辞典を作るきっかけとなったのは、『プログレッシブ中学英和・和英辞典』の愛読者はがきでした。中学生向けの英語辞典にもかかわらず、三十代から九十代までの大人の方々から、「自分で愛用しています」というはがきが多数届いたのです。
「文字が大きくはっきりしているので、さがしていることをみつけやすく、助かります」(六十七歳・女性)
「言葉だけでは伝わりにくい雰囲気やニュアンスがビジュアル化されているので理解しやすい」(四十歳・女性)
「囲み記事がおもしろくてためになる。ついじっくり読んでしまう」(六十三歳・男性)
「中学生用の辞書がこんなに進化しているとは知らなかった!」(五十五歳・女性)
そうなのです、イマドキの中学生向け英語辞典は、文字が大きく、イラストや写真も効果的に使われていて、さがしやすく、読みやすくできています。さらに、「へぇ~」「そうだったんだ!」と目からウロコの囲み記事や、基本の英会話、文法のおさらい、英語で日本紹介といったカラーページも充実していて、これ一冊で、英語の基本はすべてまかなえるようになっているのです。
中学レベルの英語を使えれば日常会話に困らない、というのは英語界の常識。そういう意味からも、やり直し英語に励む大人の方が、中学生向けの辞典を愛用してくださるのはもっともなことでした。
-
- プログレッシブ 大人のための英語学習辞典
- 価格:3,300円(税込)
そこで、『プログレッシブ中学英和・和英辞典』をベースに、見出し語や例文、付録の内容を一部大人仕様にし、装丁も大人向きのおしゃれなデザインにかえ、これまでにない“英語をやり直したい大人”のための新しい英語辞典を作ることにしました。
できあがってみると、「これまで、どうしてこういう辞書がなかったんだろう?」と思うほど、大人にうれしい一冊に仕上がっています。書店でお手にとって、辞書の進化をぜひ実感してください。
編集担当/杉浦宏依(小学館 出版局)
株式会社小学館「本の窓」のご案内
http://bp.shogakukan.co.jp/mado/
「本の窓」は、豪華執筆陣による小説、詩、エッセイなどの読み物連載に加え、読書案内、小学館の新刊情報も満載。112ページの小さな雑誌で驚くほど充実した内容。あなたの好奇心を存分に刺激します。定期購読は1年で1000円(税込)。
【購読のお申し込みは】
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/tk_books?bid=69&sha=1&zou=0
関連ニュース
-
中江有里がオススメした4冊が続々ベストセラー1位に 「サン・ジョルディの日」に贈る本特集
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](絵本/海外の小説・詩集/エッセー・随筆/評論・文学研究/語学・辞事典・年鑑)
2016/04/26 -
[とと姉ちゃん]花山伊佐次はあの有名な「ぜいたくは敵だ!」「欲しがりません勝つまでは」を作った人物だった!?
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](マスメディア/語学・辞事典・年鑑)
2016/07/16 -
久米・壇蜜も驚き「出版業って賭けですね」あらすじだけで翻訳権を買った出版社
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](海外の小説・詩集/エッセー・随筆/評論・文学研究)
2016/05/12 -
こうして日本人は誤解される! ネイティブがあまり使わない英語表現――失礼にならない「ビジネス英語」言い換え辞典
[ニュース](経営・キャリア・MBA/語学・辞事典・年鑑)
2016/06/07 -
壇蜜の魅力は「語彙力」にあった 銀座で鍛えられた話術に齋藤孝先生も脱帽
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](言語学/語学・辞事典・年鑑)
2016/08/10