黄金の刻 小説 服部金太郎

黄金の刻 小説 服部金太郎

著者
楡 周平 [著]
出版社
集英社
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784087446159
発売日
2024/02/20
価格
990円(税込)

内容紹介

洋品問屋の丁稚は、いかにして「東洋の時計王」になったのか。
経済小説の名手が贈る、世界的時計メーカー「セイコー」創業者・服部金太郎の一代記。
セイコー創業140周年記念作品。

明治七年。十五歳の服部金太郎は、成長著しい東京の洋品問屋「辻屋」の丁稚として働いていた。主人の粂吉は、金太郎の商人としての資質を高く評価し、ゆくゆくは妹の浪子と結婚させ、金太郎を辻屋の一員として迎え入れようとする。だがそんな思いとは裏腹に、金太郎は、高価ゆえに持つ人の限られていた「時計」に目をつける。鉄道網の発達により、今後「正確な時間」を知ることの重要性が高まると見抜いていたのだ。いずれは時計商になりたいという熱い想いを粂吉に伝えるが――。

データ取得日:2024/05/18  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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